何、あたしのどこに問題があるわけ!?ないでしょ!ないだろ!いや、ないよね!?


とりあえず向きを変えて教室の方へと向かう。


お、落ち着けあたし。

もしかしたらあれは何かの間違えかもしれない、Eクラスなんて本当はなくて、教室に行ったらあれは間違いでーす、なんてこともなくはない。

………ない、だろ?

間違い、だよね?


藁にもすがる思いで穂を進めていく。





…………しかし、



無念。


そこにはちゃんと、“Eクラス”なるものが存在していた。