【短編】無気力幼なじみと初愛




どうか俺のことで、千夏が泣くことがありませんように。

焦ってばっかだけど、本当に大事なのはそのこと。


千夏ののんきな寝顔をながめる。


ずっと前から好きだった。

好きなんて言葉じゃ収まらないくらい。


恋なんかじゃない。

もっと激しくて、おだやかな気持ち。

その名前は、たぶん…


「…なんてね」


今はまだ照れくさいから、いつか話そう。



-end-