【短編】無気力幼なじみと初愛




千夏の頭がかくん、と動く。

こっちに引き寄せて、寄りかからせた。

…俺らしくない。さっきから顔が熱い。


「ん…いおり…」

「どうしたの」


きいても反応しない千夏。

なんだ、寝言か。…寝言!?


「どこまでバカなの…」


俺がどんな思いで見てきたか、知らないんだろうな。

今までの失恋とか。