【短編】無気力幼なじみと初愛




「い、いいけど…」


目を泳がす千夏の照れが伝染。我に返る。


「何、いやなの」

「いやじゃないです!行く!!!」

「…うるさい、寝る」


赤い顔を隠して通路の方を向く。

当然寝れないけど。


しばらくすると、千夏の息づかいが穏やかになった。


「千夏?」


返事はない。やっぱり寝てる。