【短編】無気力幼なじみと初愛




「ふーん、仲良いんだね」と、いつもの調子で言った。

…つもり。


どうしたのあたし。

伊織が女の子とも話すのを知った。それだけでしょ!


「…千夏こそ」

「ん?」

「千夏こそ仲良いじゃん。あの、同じクラスの人と」

「あ、隼人のこと?友達になったの!」


そう言うと、伊織は不機嫌そうに「…それ」とつぶやいた。