【短編】無気力幼なじみと初愛




「お、同じ委員会だったんだね」

「…」


伊織は自分の椅子、あたしは伊織のベッドに座る。

これもいつものポジション。


静かなのがやっぱり気まずくて、

でも謝るっていうのも違う気がして…

顔をうかがいながら話題を探す。


「い…伊織が体育祭はりきってるなんて、知らなかったなー…」

「…誘われたから」

「へー、友達?」

「っていうか…俺の隣に座ってたやつ」

「あ、あの女の子?」

「…うん」


ゆっくりうなずいた伊織。

…そして、なぜかもやっとしたあたしの心。