ショッキングな朝から半日弱。

ぼんやりしていると、一日はあっという間に過ぎる。


「…さん」


驚きが大きくて、本当にあったことなのかわからなくなってくる。

もしかしてあたしの妄想!?ないない!!


「向坂さん?」

「ひゃいっ!?」


声が裏返ってしまった。

クラスを爆笑の渦に包んだあたし…

朝とは違う感覚で顔が熱い。


困り顔の学級委員の女の子。

そうだ、クラスの話し合い中だった…