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「...りす?」
「アリスー?おーーい」
「え!?」
「もーアリスのお母さんが聞いてるじゃん?」
「あ、うん、なんだっけ?」

昔のこと思い出してたなあ...。

「あらあら、いーわよ、もう今日全部聞きすぎたら話すこともう無くなっちゃうしね、また聞かせてっ」
「うん!」

あれからはもうお母さんの悲しい顔はみてない。
そのかわり笑顔がすっごく増えた。

“お父様”

という呼び方は変えれないけど
でも、前よりは怖くない...。

どれもこれも親友のみさとのおかげ。
本当に感謝してる、お母さんもみさとはお気に入りだしっ

「じゃあもう遅いから帰りなさい、
大和、送ってってね」
「かしこまりました」

大和は私たちの家まで送ってくれて、
帰っていった。

2人はもう疲れたし寝ることにした。