ありすside

入学してからはや一ヶ月が経った。

私達の生活はと言うと、魔法を使わない生活に
やっと慣れたところ...
とか言ってても、失敗しそうになったりすると
使っちゃうこともあるんだけどね...、、
あ、みさとは部活動も始めた。


淳くんは小学生からサッカーを
やってるらしくて、サッカー部に入部、

みさとは興味本位でサッカー部のマネージャーに。

龍くんと私は部活動には入らなかった、
私の理由はみさとと帰りたかったけど、

部活動をやると帰りが遅くなるし、
夜ごはんを作って待っててあげたかったから。

龍くんの理由は分からないけど、
淳くんがいくら誘っても部活動はやらない。
の一点張りだった、

「アリス、帰るぞ?」
「あ、うん!」

そう...みさとと淳くんの部活が始まってから
私と龍くんは一緒に帰っている...、

お父様の件とかもあってあまり男の人が
苦手な私だけど、龍くんはすごく優しい...。
なんていうか...一緒にいると温かくなる...

「今日もスーパー寄ってくよな、」
「あ、うん。ありがとう」

私とみさとの夜食と次の日の食事の買出しを
週3日、付き合ってくれる。
感謝しきれない。

スーパーに付くと、私はお肉とか魚を
選んで、龍くんはメモの通りに野菜をカゴに入れてくれる、

今日もいつも通りにお肉コーナーで
選んでいた...