ピピピピピッ

「んー、んん...」

あれから3日、やっと高校生活に慣れてきた。。
はー、朝ご飯作るために起きなきゃ...
朝は割と苦手だけど、みさとのために頑張ってる。

「あ、アリスおはよー」
「うん、おはよー、ってゆうかえ!?みさと?
え!?なに!どーしたの!」

いつもは朝ご飯を作って
呼びかけても起きず、ギリギリに起きて
昨日も遅くて朝ご飯は食べずに行ったくらいなのに...、
今日はもう起きてスッキリした顔で
朝ご飯まで作ってた。。

「なに、何の日?」
「んとー、目が覚めちゃってっ笑」
「わぁー...なんとも真っ黒な朝ご飯で...」

机に並べられてたのは
多分、パンだったであろう黒焦げの四角いもの
多分、目玉焼きだったであろう黄色と白のもの
が真っ白な綺麗な皿の上に乗っていた...

「ま、まあ!見た目は気にせずに...」

座ってパンに卵を乗せて食べた。

パクッ

「どう...?」とすごく心配そうに聞いた、

うーん、耳の部分は硬くて苦いけど、
「卵おいしっ」
「え、ほんとほんと!?」
「うん、パン焼くのは練習しようか...」
「は、はい笑 うわっ苦いじゃーん、アリス無理して食べないでー」

半泣きなってるみさとを慰めながら
食べた、
これは料理教えなきゃだな...