ふ、ふ、ふぅぅぅぅ。
お、落ち着け自分…。
にしても、先輩かっこよすぎる!!

「いらっしゃいませー!」

え、エプロン姿も素敵!!
よ、よし!私も出陣だ!!

『す、すいません。』

きゃぁ!目があった!!

「一名様ですか??こちらへどうぞー」

ちょ、ちょ、ちょっとまて。
まさか気づいてない?

『先輩…。あのぉ、すいません。』

「はい!なんでしょう??」

が、がーん。まだ、わかんないの!?

『私です!美桜です!』

…。まって、なにこの沈黙!?
先輩く、くちがあいてます…。
変だったかな!?(泣)

「か、可愛い…。」

え?!先輩なんて!?

『慶太先輩??大丈夫ですか??』

「あ、あ、ごめん!!可愛くなってて気づかなかったよ…!」

かぁぁぁぁ(照)
顔が真っ赤になっていくのがわかった。

『あ、ありがとうございますぅぅ。』

「ごめん!ちょっとまってて!俺、あと少しで休憩だから!」

言われた通り、教室のまえでまってたら…。

「あんた、なんのつもりよ!?」

ひぃぃ!?3年の先輩方だ!!

「ちょっと。慶太に色目使うのやめてもらってもいい!?」

…は!?色目!?そんな目ありません!

『あのぉ。すいません。それ誤解です…』

「はぁ!?あんた、ふざけてんの!?」

た、叩かれる(泣)

「やめてください。」

へ?!誰?!
きゃぁぁぁー!!!(周りの女)
なに!?

「こいつが色目使ってるんじゃなくて、その慶太ってひとがこいつを誘ってるんですよ」

この声…。海くん!?なんで?!
てか、猫かぶれてないよ!?

「っつーことなんで、こいつのこといじめいでくださいね?(ポンっ)」

へ?!頭ポンポン!?
きゃぁぁぁー!!!(悲鳴)

『ちょ、ちょ、海くん!どーしたの!?』

「どーもこーもないです。まったく、俺の目の届く所にいてくださいよ!」

な、なんか怒ってる!?

『ごめんなさい…。』

「ふっ。先輩が無事なら良かったです。」

なに…。その笑顔…。可愛いじゃん…。

「なになに!?どーしたの!?」

『慶太先輩!!』

私が近くに駆け寄っていくと…。

「先輩。行きますね…。」

『あ、海くん!!』

なんなのよ。その悲しそうな目…。

『慶太先輩!なんにもないですよ!
行きましょう!!』

「そ、か。わかった。行こうか!」

私は、海くんの事が頭をぐるぐるまわっていて、そのあとの慶太先輩と何していたのかあまり覚えてなかった…。
1日目が終わった。明日は、体育祭。
どーなるのか。。