from亮太

『ぁのね。瑞希の事で相談が
 あるんだけど・・・・。』


「俺は、相談とかのるの下手だけど、
 俺でいいなら聞くよ」


『ありがとう。』


『私、周りを気にしちゃうから
 友達も少ないの。』


『でも最近、瑞希と伸也とか亮太君の3人が仲良くて
私突き放されてるみたいで嫌なの。』

オレは、瑞希に言われたみたいで、
どきりとした。

「そんなことないよっ。」

俺は一瞬迷った。
本当のことを言うべきか・・・。

「俺ら実は・・・。」

「夏休みの花火大会どうしよーかまよててな^^;」



とっさのウソ。



「毎年幼なじみ同士で見にいってたろ。」

「今年は、4人で見にいこーかなって。」

『それ。楽しそうでいいんじゃない??』

「ぁ。それより瑞希の話に戻るけど」



「瑞希。そうゆうのにはきずかないんだ。」

「姫花ちゃん本人から直接言われれば。」

「瑞希も、きっと分かってくれるよ」


『ぅん。今日帰ったら電話しよーかな。』

「がんばってね^^」


俺は、女の子が弱いという
頭なでなでを姫花ちゃんにやってあげた。



姫花ちゃんは、泣きそうだったから。