10時15分...


あと、15分...



「杉浦っ!どこにいるんだよ!」



山口くん?!



「君!学校はどうした?」


「ここに杉浦がいるはずなんだよ!」



山口くん...



「山口くん!」


「杉浦!」


「見送りに来てくれたの?」


「見送りに来てくれたの?...じゃねーし!ふざけてんのか?!あの伝言!」


「山口くん...?」



ギュ────



私は今、おそらく山口くんの腕の中...



「好きだ。」


「え?!」


「好きだって言ってんだ!」



カァ...となっていく山口くん。


耳まで赤くなってる...



「私も好きだよ。」


「オレ、待ってるから。」


「うん!」


「浮気したらしょーちしねーからな。」


「しないよ!」


「じゃあ、気をつけてな。」


「バイバイっ!友樹っ!」


「お前...!」



またまたカァ...となっていく山口くん。



「照れ屋さん!」


「黙れ!」


「またねー!」



私の恋は...


まるで桃。



白い桃に今...


ピンクがまじってきた────