「まず、安城家は忍の一族だ。そりゃしってるよな?」

『はい。』


「そんで安城一族は、むっちゃ仕事に厳しい一族やな。失敗したのならこの人は死罪やな。そんで一家は村追放又は一生監視つきで生活やと…いやぁそんなんいややわ。」


『そこまではなんとか』


「おー。こんだけ知ってるだけで十分やと思うけど…この先を知りたいんやな?」


『はい。』


「今から3、4年前かな?安城のお姫さんがいなくなったそうや。今も見つかっておらへん。」