「きゃああっ」

悲鳴をあげながら、何かが背中に落ちてきた。

「女の幽霊だ、ゆうれ・・・・あれ?」

叫びながら後ろを見てみると、ゆりかがのっていた。

「え、なんでゆりかが・・」

そういいながら上を向くと、ゆう、川嶋、さとこの3人がニヤニヤとしてケイタを見下ろしていた。



「間宮って、こわがりなんだ」
「イメージ崩れましたわね」
「でも、2回も間宮のこと見下ろしちゃっていいのかなぁ?」

「間宮、カッコ悪~い」

ゆりかまでもが、ケイタを見下ろしている。

「うるさい・・っ、ていうかどけよ!」

上半身をおこすと、キャッと言ってゆりかが転がり落ちた。