裏表の君に一目惚れ♡

やっほー!あたしの名前は佐藤 春蘭!
茶色のセミロングに、ぱっちり二重!
可愛い物、お洒落大好き!

春に高校1年生になったばっかり!
毎日が楽しくてしょうがないの!
もう!ハッピーライフ!♡

あたしが通ってるのはアイリス学園!
制服がめちゃめちゃ可愛いの!

この制服着たくて勉強頑張ったんだよね♪

キーンコーンカーンコーン♪

4時間目終了の合図!これからお昼ご飯♪

「らーんっ!購買行こっ。
早くしないと苺みるくパンなくなるぞぉ?」

「ちょっ!まって!財布みつかんない!」

「まったく蘭ったらー。」

「あったー!さぁて!早く行こ!」

この子はあたしの大親友ちゃんの今井 夏稀。漆黒の黒髪ボブヘアー。お姉さん的存在でなんでも頼っちゃうんだよね。

これから購買へれっつごー。
あたしのお昼ご飯は苺みるくパンって決まってるの!飲み物は日によって変わるけど。
このパン、手作りなんだよねぇ♡
生地がふわっふわで大好き♡

パンを買って自分の教室に戻る。

「蘭、あれから新しい恋した?」

「ううんー。全然っ。」

あたし、理想の恋ってのがあるんだよね。
何ていうか、幸せをたくさん感じる?ってのがあたしの理想なんだけど。
今まで何回かお付き合いしたけど、なーんかイマイチなのよね。

「まだまだ時間はあるから、楽しい青春にしよっ。」

「うん!」

教室に着いて、自分の席に着席。
さっそく苺みるくパンを食べる。

もぐもぐもぐもぐ…。うんまぁ♡
ほのかに香る苺の匂い…!最高です。

「あぁ、うんまぁ♡」

「蘭って、美味しいそうに食べるよね~」

「だって美味しいんですものっ」

「確かに、これは絶品っ」

夏稀とお昼を楽しんでいると…
ピロピロ〜ン。

携帯の音がなった。

「蘭じゃない?ほら、ランプ点滅してる。」

「ほんとだ。誰だろ?
げっ。元彼だー。」

「なんてなんて?」

「話があるってさ。んもぉー。」

「別れの話でしょ。ちゃんと話してきな?」

「はーい。」

夏稀口答えすると怖いから、ここは素直にいうこと聞く。
夏稀ははっきりと決めるタイプだから、曖昧なのは許せないみたい。

あたしもはっきりと言わなきゃ。でもこの前言ったはずなんだけどなぁ。
ちゃんとしなきゃ、自分。

そう思いながら、元彼の待つ屋上へ向かった。