私の涙は貴方の為に



ーーーしばらくして、担任が入ってきた。

春「おーい。お前ら静かにしろー席につけー。」

男1「アッハハ!ヤッバくね?笑」

女1「それがさー聞いてよー。」

…全然聞いてねーよ。こいつら。

春「おーい!お前r 女2「アッハハ!マジウケる〜!」

うわ…やばくねーか?

春「てめーら、いい加減にしろやぁ‼︎」

シーン

男1女1、2「「「…………。」」」

あーあ、キレたよ。

みんな静かになったし。さすが、"元"不良。

ここは、県下一の不良校。

当然教師だって普通の奴らじゃない。

私のクラスの担任、仁藤 春樹ーニトウ ハルキーこと、通称ハルちゃんは学生の頃どっかの族の副総長だったらしい。

普段は温厚で優しいハルちゃんだか、怒ると人が変わる。

だから、怒らせてはいけない。が、学習能力の無いこいつらには言うだけ無駄だ。


春「あー、今日は欠席はいないな。」

全員が静かになると、ハルちゃんが喋りだした。

…ねみぃな。

私はハルちゃんの話を聞かず、寝ることにした。