通晴「マジかよ〜」ファンが気づく、ファン「あれ、若山の家族じゃないか?」ファン「ほんとだ、叫んだ女、年也の妹」ファン「若山麻衣、かわいいなぁ」麻衣「私、見られてる」通晴「注目されてるし」美佐恵「私たち、有名人ね」年也「麻衣、目立ってるよ」年也がファンに手を振る、数時間後、年也が帰宅、美佐恵「年也、おかえり」年也「母さん」麻衣「お兄ちゃんだ、離れたくない」年也「麻衣、ベッタリやん」年也「明日は、大学終わってから夜まで練習だし」通晴「年也、大変だな」通晴「麻衣は大勢の観客の前で歌うのはどう?」麻衣「無理に決まってるよ、恥ずかしくて歌えないよ」麻衣「だからお兄ちゃんはすごいし、偉大だよ、それにコンサートやライブでの歌手の収入ってかなりいいんじゃない?お兄ちゃん、デビューしてから1000万くらいいってない?」年也「デビューから、700万円くらいだよ」麻衣「いいなぁ…メチャ儲かるやん、父さんの年収越えてる」年也「そこいくまでが、地獄だったよ」通晴「麻衣、そこらのサラリーマンとは世界が違うよ、サラリーマンは、普通に学校出れば、誰でもなれるけど、年也は、16年間…必死だったんだ比較にならない」翌日、年也は大学が終わって、市内の練習場所へクルマで、練習していると、森崎「若山、いい感じだな」年也「森崎さん…」森崎「年末の紅白歌合戦って知ってるだろ?」年也「はい…」森崎「候補に入ったぞ、自信を持て」年也「嬉しいな」森崎「パンクの服も決まってるぞ」