今日からこの街に転校することになった、高校二年生。
父の転勤のたびにすむ家が変わる。
これで三度目だが、慣れたような慣れないような。
やはり友達との別れは悲しい。
これから住む家は山の上らしい。
学校は山の麓らしいから、
今進んでいる坂道を毎日通うことを考えると、少し億劫でもある。
「もうすぐで着くから、辛抱な」
「ごめんねヒロミ… また友達とお別れなんて…」
「ううん。大丈夫」
確かに悲しいけど、新しい出会いも少し楽しみだったり…
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