今日もまた1日が始まる。
楽しくもない毎日を繰り返すだけの毎日。
「はあ…」
自然とため息が出る。
「今日は空の青かね…」
誰にも聞こえるはずのない独り言。
「青かね?って何?」
え…?
後ろから声がした。
振り返るとそこには1人の男の人が立っていた。
「…?」
「もしかして俺のこと分かんない?まあ、そうだよね!俺1週間前に転校してきたばっかりだしね!」
転校生…
「あ、そうなんだ…」
「でも悲しいな」
「えっ…何…?」
悲しい?
「だって俺立川さんと同じクラスだもん!」
「ウソ…」
同じクラスに転校生なんてきた?
いつ~~!!!!
どれだけわたし話聞いてないのよ…
「それに隣の席だし!」
トナリノセキ…?
「ウッソ~~!!!!知らない!」
「ショックだわ俺…」
同じクラスで、それに隣の席なのに知らないなんてわたしひどすぎる。
有り得ない。
「ごめんね。わたし話聞いてなくて…」
「知ってる」
「え…?」
「だってポカーンって口開いてたし」
サイアク…
チーン\(^o^)/

