『笹村くん!!ごめんね‼お邪魔しました‼お大事に‼』





あたしは必要なことだけ伝え一目散に家を飛び出した







『ただいま…』



『ちょっと朱音‼どこ行ってたの!!』



『昨日は…ほら‼恵の家に泊まってたんだよ‼』






疑われませんように…!!



『ホントでしょうね…?』



お母さんの目がキラリと光る