「結衣ちゃん!!」
「うん…っ!」
先輩相手の練習は、私たちが楽しみにしているものだった。
顧問の先生や、先輩にも驚かれるほど、私たちは息があっていた。
「私行く!」
未菜ちゃんは正確に相手に返す。
私が相手の届かないところへ返す。
役割を決め、毎日練習に励んでいた。
「未菜ちゃんナイス!」
「次、結衣ちゃん!」
「うん!」
『やったあ!』
私たちは先輩に勝った。
朝練で本気を出す先輩はいない。
放課後なら絶対に勝てないと思う。
それでも、私たちは喜んだ。
私は未菜ちゃんの笑顔が大好きだ。
『お疲れ様でした!』
8時になって朝練が終わった。
教室にもどろうとすると、
「ゆーいーちゃん!」
「うわ!?」
未菜ちゃんは両手に菓子パンを持って私の横で歩いた。
「どっちがいーい?メロンパンとクリームパン!」
「…じゃあ、クリームパン。」
未菜ちゃんは毎日パンを持ってきて、朝練のあとに私にくれている。
「はーい、クリームパン!」
「ありがと。」
申し訳なくて、前にお菓子を買ったことがあったけど、
え、いーよ。親が持たせてくれるだけだから。
と言われてしまった。
それからはありがたくいただいている。
「おいし。」
「結衣ちゃんが喜んでくれてよかったー!」
「放課後も頑張ろうね。」
「その後にどっか行こ!」
「…ごめん。妹待ってるから…またね?」
「そっか、残念!他当たるよ~。」
毎日のように遊びに誘ってくれる未菜ちゃんを嬉しく思わないわけがない。
未菜ちゃんと遊びに行きたい。
「じゃあ、また休みの日ね!」
「ありがとう。」
私たちは笑顔で教室に入った。
「うん…っ!」
先輩相手の練習は、私たちが楽しみにしているものだった。
顧問の先生や、先輩にも驚かれるほど、私たちは息があっていた。
「私行く!」
未菜ちゃんは正確に相手に返す。
私が相手の届かないところへ返す。
役割を決め、毎日練習に励んでいた。
「未菜ちゃんナイス!」
「次、結衣ちゃん!」
「うん!」
『やったあ!』
私たちは先輩に勝った。
朝練で本気を出す先輩はいない。
放課後なら絶対に勝てないと思う。
それでも、私たちは喜んだ。
私は未菜ちゃんの笑顔が大好きだ。
『お疲れ様でした!』
8時になって朝練が終わった。
教室にもどろうとすると、
「ゆーいーちゃん!」
「うわ!?」
未菜ちゃんは両手に菓子パンを持って私の横で歩いた。
「どっちがいーい?メロンパンとクリームパン!」
「…じゃあ、クリームパン。」
未菜ちゃんは毎日パンを持ってきて、朝練のあとに私にくれている。
「はーい、クリームパン!」
「ありがと。」
申し訳なくて、前にお菓子を買ったことがあったけど、
え、いーよ。親が持たせてくれるだけだから。
と言われてしまった。
それからはありがたくいただいている。
「おいし。」
「結衣ちゃんが喜んでくれてよかったー!」
「放課後も頑張ろうね。」
「その後にどっか行こ!」
「…ごめん。妹待ってるから…またね?」
「そっか、残念!他当たるよ~。」
毎日のように遊びに誘ってくれる未菜ちゃんを嬉しく思わないわけがない。
未菜ちゃんと遊びに行きたい。
「じゃあ、また休みの日ね!」
「ありがとう。」
私たちは笑顔で教室に入った。

