ヤンキーなんて大嫌い!




「理子、こっち。」


案内されたのは、客間。



すごく広くて快適!



「あのさ、理子に話したいことがあるんだ。」



桐島くんは改まってキチッとした表情で言った。



目がものすごく真剣。



「…俺ら………」



表情が曇った。



「…俺らな、…ヤクザなんだ…。」



………え…。



薄々気付いてたけど、…ストレートにそう言われたら…。



ヤバイ。震えが収まらなくなってきた。