ーゾクッ…!



思い出したくもない過去が頭のなかでよぎる。




イヤだ。…怖い……怖い…!




「…おい。大丈夫か?真っ青だぞ?」




桐島くんの手が私の顔に近付いてくる。



――バシンッ―……!



「…イヤッ!私に触らないで!」