『真生、真生は居る?』
そういって、ある日の午後一おばあちゃんは、私の部屋に入ってきた。


「おばあちゃん、どうしたの?」
『真生、今好きな男の子は居るの?』

「はっ!?」
この人は何を企んでるのだろう……

『だから好きな子はいるの〜?』嘘をついても仕方ないし、正直に言った。

「居るけど…」
すると、おばあちゃんは

『ふふっ。やっぱりね(笑)』
ほほ笑みながら答えた。

『じゃあ、クラス替え楽しみにしててね♪』
と言って、足早に去っていった…