みやのさんはわたしがいつも一緒につるんでいる二人のことを気にしていたが、ねこの話をしている間は、それを忘れて笑って話をしてくれた。
「そっか。さわださんもあのお店、よく行くんだ」
わたしのシャープペン、みやのさんのポーチ。
よく見れば色違いのねこだった。
わたしがピンクのねこで、みやのさんはブルーのねこ。
でも、わたしがお気に入りのプチプライスの雑貨屋さんのねこのキャラクターで、なんとみやのさんもそのお店に足しげく通っているとのことだった。
「じゃあ、さわださんとすれ違ってたかもね」
「学校から近いもんね」
ポーチの中には、スマートフォンとイヤホンが入っていて、いつも一人だから、と、当然のように笑った。
「そっか。さわださんもあのお店、よく行くんだ」
わたしのシャープペン、みやのさんのポーチ。
よく見れば色違いのねこだった。
わたしがピンクのねこで、みやのさんはブルーのねこ。
でも、わたしがお気に入りのプチプライスの雑貨屋さんのねこのキャラクターで、なんとみやのさんもそのお店に足しげく通っているとのことだった。
「じゃあ、さわださんとすれ違ってたかもね」
「学校から近いもんね」
ポーチの中には、スマートフォンとイヤホンが入っていて、いつも一人だから、と、当然のように笑った。



