「俺はてっきりゲーセン行くって言うからプリクラを撮ってさっさと帰りたいのかと思ったよ」 「別にオメーがそうしたいならいいけど?」 「いえいえ、そんなまさか。寧ろずっと一緒にいたいくらいだね」 俺はくすくす笑いながらあっさりと口説く。 寧々は真っ赤になって、ジュースをごくごくと一気飲みし始めた。 その様子を見て俺は微笑ましく思う。