すると教室を出ていったはずの
先生が戸からチョコっと顔を出し
「すまん!!言い忘れとったが さっきの通
り魔みたいなヤツの見回り空手部よろ
しくな!」
有り得ないーーー!(本日2回目)
だって警察でも捕まえれてない
手強い通り魔みたいなヤツだよ!
なんでそんなゴツそうなヤツの
見回りをこんなか弱い少女がやんのよ
絶対おかしい!!
理不尽だ!!
いくら空手部って言っても
しょせんはか弱い少女なんだから!!
「いやいやか弱い少女じゃねーだろ」
いきなり後ろの席から声がした
この声の主は……………壮だ
「はぁ?どっからどう見たって
か弱い少女じゃんか!」
「いやいやむしろ逆だろ」
「はぁい!!あのね「壮く~ん♡見回りするでしょ?大変じゃ~ん♡」
ドンッ!!キャッ
いった~
あたしは突然きた女子に押されて
椅子から落ちてしまった
「ごめんなさい!! 大丈夫?あっ!
渕橋さん お尻打ったんじゃない?!!」
ぶつかってきた女子はオロオロしている
…………めっちゃ可愛い♡
ヤバイ!!
なんじゃこの子!!
腰くらいまである髪を軽く巻いて
栗毛だからかまるで天使みたい♡
えーと確か
名前は……葉久春華(Haku Haruka)
「全然大丈夫!!気にしないで」
「本当に?ごめんね!
私壮君と話しする事で
頭の中いっぱいで………/////(ボソ)」
か か 可愛いーー
ちょっと天然なのかな?
本当に可愛い♡
「本当に大丈夫だから!葉久さん」
「ありがとう!!あと
私のこと春華でいいよ」
「うん!
春華もあたしのこと杏奈でいいから」
「うん!杏奈~椅子座ってもいい?」
そんな上目遣いされたらね~
「うん!いいよ」
「ありがとう!!」
いやいやこんなのお安い御用です!
こんな可愛い子が
クラスにいたなんて
しかも仲良くなれるなんて♡
奈津に報告だね
