俺は風呂からあがりベッドに
ボフッと
大の字に倒れた
そして今日1日を思い返した
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*
俺が教室でいると自分の前に
杏奈が座った
それと同時に漂ってきた
少し甘い香り
見た事も会った事もないはず
でも
その時なんだか懐かしい
気持ちになった
泣きたいくらいに
そして少し気になって
杏奈を見ていた
すると1人で何かを考えているのか
色んな顔をし始めた
思わず吹き出しそうに
なったのを耐えて平然を
装いながら話しかけ名前を聞いた
ちょっとの好奇心で "杏奈" と
呼んでみたがあれは失敗だった
だって普通 "壮" なんて
呼び返すかよ
きっとあん時俺
真っ赤だっただろうな
まぁ杏奈は鈍感だから気づいてないけど
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*
ほんと杏奈とは今日会った
だけじゃない気がする
まぁそんなわけはねぇけど
でもそのくらい杏奈と
仲良くなれたって事かな
end✾壮・side
………。.:.。.:.。.:.。.:.。.:.。.:.。.:.。.:.。.:.。.:……
