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ん?

あれ?




ここどこだろ?




私はそっと目を開いた





目の前にあるのは白い壁


いや 白い天井だろう


それにこの消毒の匂い




……病院?





するといきなり人の顔が現れた




茶色の髪に少しブローをかけた

ショートカット

目は大きく綺麗な顔立ちだ

歳は40代前後だ





そう……私のお母さんだ…





目の下には大きな隈が出来ている



きっと私が病院に運ばれて来てから

ろくに寝てい無いのだろう







前より少しやつれた気がする






「杏奈!?お母さんがわかる!

ちょっと待ってね,お医者さんよんでくるから」






お母さんは病室を出ていった





しばらくして

お母さんは担当医と病室に帰ってきた





そして


私に色々教えてくれた





私が病院に運ばれ3日間寝ていたこと



私は1人で散歩中に倒れたこと



命に別状は無いこと



私が倒れた時の前後の事を

全く覚えていないのは

仕方が無いこと………











でも


これはお母さんがついた

半分本当で半分嘘の真実だった















私はそんな事を知るはずもなく

生きてくのだった








真実を知らされる事など無しに





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