次の日、病室に入るなり、彼女は海に行きたいと言い出した。
僕は彼女を車椅子に乗せて、ゆっくりと押して近くの浜辺へ向かう。
その時彼女は、手紙の話や、アイツの話をしていた。
その時の彼女の顔は、僕といる時なんかよりも凄く幸せそうで、輝いていた。
「今日の手紙、はやく聞かせて」
僕はその言葉に反応して、止まる。
彼女は首を傾げて、僕に問いかける。
「どうしたの?」
なんでもないと、僕は言う。
僕は彼女を車椅子に乗せて、ゆっくりと押して近くの浜辺へ向かう。
その時彼女は、手紙の話や、アイツの話をしていた。
その時の彼女の顔は、僕といる時なんかよりも凄く幸せそうで、輝いていた。
「今日の手紙、はやく聞かせて」
僕はその言葉に反応して、止まる。
彼女は首を傾げて、僕に問いかける。
「どうしたの?」
なんでもないと、僕は言う。


