〜校長の話を聞いてるがかれこれ30分以上もはなしており
みんな寝たり遊んだり携帯をいじったりでそれを注意しない先生。
この学校は自由すぎと思った紗江でした。

そして校長のはなしがやっと終わり、最後に理事長の話となり、
また長いんだろうなと思った紗江は…
校長「それでは冴島莉央さんどうぞ。」
紗「え…?りーくん?」(小声)
理事長「えーっと、とりあえず3年間楽しめよ。入学式が終わったら紗江は理事長室に
くること。以上。解散。」
紗江は蓮たちに知り合いのことをいってなかったからな…
あ、みんなにもいってなかったから後で説明するね。
とりあえず蓮たちが紗江のことを探してるから人混みに紛れて行くかと思い、なんと成功。
紗「あーっめんどくせっ。ここか。」
紗江は理事長室にたどり着いて「ガチャッ」ノックもなしで開けた。
そこには堂々と座るりーくんがいた。
紗「おい。あの呼び出し方はなんだ。殺されたいのか?(殺気)」
莉「す…すすすいませんっっっ!!さーちゃんおこらないで…??」
紗「やはり、殺す。」
りーくんはすぐさま土下座をしたのでゆるしてやった紗江でした。
紗「とりあえず、りーくん読んでくれてるみんなに自己紹介しろ。」
莉「おう。俺は冴島莉央。ここの理事長だ。
それから、紗江の親父の風磨と仲が良かったからよく遊びに行っててさーちゃんこと紗江と
よくラブラブしてました♡」
紗「きもい。してない。りーくんは真面目な話をするときは紗江って呼ぶくせに
それ以外はさーちゃんなの。」
莉「それはさーちゃんもだろ?笑それに特別感があっていいじゃないか!!」
紗「あ、たしかに。まぁもなんでもいいけどな。とりあえずなんかあったから
呼んだんでしょ?なに。」
莉「相変わらず冷たいなぁ〜泣。いいか紗江。今から言うこと最後までちゃんと聞けよ?」
りーくんが真剣になった。なんかあったんだな。
紗「なんだ。莉央。」
だから紗江も真剣になった。
莉「お前の両親風磨と理恵の事件の犯人がわかったことがいくつかある。」
紗「え……?今すぐなまえを教えろ!!!」
紗江は莉央の胸ぐらを掴んだ。
莉「紗江。落ち着け。最後まで聞けと言ったろ。」
紗「わ…わりぃ。話を続けてくれ。」
莉「あぁ。それがなまえはわからない。でも、そいつは誰かに雇われて
紗江の両親を殺した。雇われたやつの年齢は当時は35歳で今は38歳だな。
今俺と仁や仲間が探してる。」
紗「そうか……ありがと。なぁ莉央。」
莉「なんだ?」
紗「仁さん達や莉央はもぉここまでにしてくれ。探すのはやめろ。」
莉央は一瞬驚いた顔をしたがすぐ真面目な顔になり
莉「それは…なんでだ?またおまえは1人で抱え込むつもりか?」