紗「違う。今はそいつを探しちゃいけない気がする……
頼む。中止させてくれ。」
紗江は初めて莉央に頭を下げた。
莉央はもちろん驚いた顔で止まっておりさらなることを紗江は告げる。
紗「それから蝶輝の姫を降りる。今の私は誰ともいない方がいい気がする。
もう…これ以上誰も…失いたくない…」
莉「紗江本当にそれが今の答えか?」
紗「あぁ。」
莉「わかった。ただし律は必ずそばに置いとけ。それなら認める。」
紗「わかってる。律は私といるようにする。」