蓮「まぁそうだけどな。それと雷龍の下っ端が闇討ちにあってるらしい。怪我したものはほとんど一人で行動してるやつだ。」

怜「!!?でも陸達はそんなこと言ってなかった…」

蓮「そうなのか?気付いてるはずだが…」

怜「ま、また…大事な人を無くすの……?わ、私のせいで………」

蓮「お前のせいじゃないから」

怜「で、でも私と関わったから…」

蓮「それは違う。お前の過去を聞いて離れていかなかった奴をお前は突き放すのか?」

怜「だけど、私のせいで、陸の下っ端が闇討ちにあってるもん……」

蓮「…………怜羅。」

怜「ん?」

蓮「すべて抱え込むなよ、一人で全て。俺達がついてるから。闇討ちにあったのなら、雷龍を強くすれば良いだろ?それはお前には出来ないことなのか?」

怜「ううん、できる。私ならできる。そうだよ、防ごう。」

蓮「だよな。明日から雷龍を王鬼の倉庫にでも置いといてお前らと行動すれば大丈夫だろ?」

怜「うん、多分ね」

蓮「まぁいーや。明日お前らの倉庫に京と一緒に行くから。」

怜「わかった。じゃあね」

蓮「おう!」