『だーかーら!晴はダメです!』
『なんでー?麗美ちゃん関係なくない?』
『関係大ありです。晴は…晴には晴の好きになった相手とくっついてほしいんです。その場の気持ちだけでくっついてほしくないんです。』
ただならない雰囲気に、霧月さんがキッチンから出てくる。
『なに?どうした?』
『あ、霧月さ…』
『べっつにー。俺は適当なやつだからダメなんだってさー。』
『は?皐月何言ってんだよ。晴香ちゃんは何もとばっちり受けてない?』
『あ、はい。私は…』
『なら良かった。』
霧月さんはそう言って私の頭を撫でた。
『で、そこのお二人さんはとりあえず落ち着こう。ご飯食べよう。』
『…はい。』
2人は一言も話さずに食べ終えて、龍崎さんは自室に戻って、麗美はソファに座って俯いていた。

