『こっちが飯田霧月くん。』
『初めまして…じゃないよね。えっと、楠木さんに篠崎さん。』
『あらー、呼び捨てでいいのよ。で、こっちは龍崎皐月くん。』
『え!この子らだったの?めっちゃラッキーじゃん!よろしくね!』
明らかについていけてない私と麗美。
むしろ私は後ずさりしてしまう。
『…私、…無理だから!』
『晴…!』
私はリビングを飛び出して部屋にこもった。
鍵はつけてあるから、誰にも入られる心配はない。
『…ママのばか。』
『………晴?』
『…麗美。』
『開けてくれる?』
『…後ろに変な人いるかもだからやだ。』
なんで分かったの?!
という小声が聞こえる。
『…とにかく私、飯田さん?と、…もう一人名前忘れましたけど、仲良くする気ありませんから。』
私はそう言ってベッドに入った。

