「ふぁ~ぁやっと終わった…。」


私は南川ゆう高校二年、部活は特に入っていないフツーの女子高生。


魔法少女と呼ばれるほど魔法を信じてる乙女って感じで、天然ってよく言われる…。
「おっゆう❗一緒に帰ろうぜ❗」


隣にいるのが小川勇気。私と同じ高校二年部活はサッカー部に所属していて私の幼馴染みです。


「っつーか、だるくね?赤点補習とか…」


「だよね~…でも…魔法少女になるためには、これくらいは、ひつよーう❗ こんなことでへこたれてたらダメなんだーーー❗」



私が叫ぶと勇気は笑いながらそーだなーと言った。


「そーだ。今日俺部活ないんだったわ…ゆう一緒に帰ろうぜ?。」



「そーだねー❗って何か一緒に帰るのって何か久しぶりな気がする❗勇気が部活入ったからかな?」



私が下駄箱から靴を取り出しながら聞くと勇気が笑いながら


「そーかもな、確かに久しぶりだなー」



中学までは一緒に帰ってたのに、何だか緊張してきた…。何でだろう?
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「勇気~お願いがあるのです…。」



私が頼みながら背中にもたれる


「なんだよ?」



「ママかパズルを買ってきたのですが…」



私はパズルなどの細かい作業が苦手だ。

そして勇気の部屋と私の部屋のベランダがとっても近いのでそこで互いの部屋の行き来をしている。


「わかった!じゃーきょういくな!」



勇気は元気に言った。