嫌がる磐城君に女装までさせて始めた犯人探し。
それがこんな結果をもたらせることになるなんて……
私は改めて私の罪の深さを感じていた。
でも、此処から離れる訳にはいかない。
たとえどんな結果が待っていようが、最後まで聞かなければいかないと判断した。
それがみずほへの罪滅ぼしへと繋がるかどうかは判らなかったけど……
『そうね、それだったら、誰が良いの?』
町田百合子が殺してほしい人を催促した。
『うーん、そうだなー。磐城君以外なら誰でもいいわ』
『だったら、最初に戻そうか?』
(えっ、最初? 最初って何だ?)
『最初?』
千穂も私と同じ反応をだった。
私は何が何だか判らずに聞き耳を立てた。
『そうよ。始まりは有美の親父じやない? だから今度は松尾有美。後追い自殺なら誰も傷付かないから』
(えっ!? そんな……)
恐る恐る隣を見る。
磐城君も私を見ていた。
目が合いそうだったので、何が何だか判断が着かないような素振りをした。
(何故!? 何故最初が私なの? あっ、そうか……やっぱり私の父の死が発端だったんだ)
私は恐怖に震えた。
でも本当は……腰さえも抜けていたのだ。
『あっ、それがいい。物凄くいいアイデア』
暫く考えてから千穂が言った。
『そうよね。松尾有美だったらきっとみんな大喜びするはずよ。だってあの子サッカー部のエースの彼女じゃない?』
悪びれた様子もなく、千穂は平然と言い放った。
『そう。ライバル何て始末した方がいいのよ』
百合子が言う。
『みんな大喜びするものね』
千穂はご機嫌だった。
私は愕然とした。
千穂の発言は私の死だけではなく、みずほの死さえも喜んでいるようにしか聞こえなかったから……
(千穂、そんなにみずほの死が嬉しいの?)
私は恐ろしくなった。
そっとスマホカバーを開けて、メールを表示する。
――岩城みずほが学校の屋上から飛び降り自殺したらしいよ――
私の目に飛び込んできたその文字は、あの日のままだった。
(誰がこのメールを私に送信したの? 嘘つき……嘘ばっかり……みずほはこの二人に殺されたたんじゃない)
私は全身に鳥ハダに覆われながら其処にいるしかなかったのだった。
それがこんな結果をもたらせることになるなんて……
私は改めて私の罪の深さを感じていた。
でも、此処から離れる訳にはいかない。
たとえどんな結果が待っていようが、最後まで聞かなければいかないと判断した。
それがみずほへの罪滅ぼしへと繋がるかどうかは判らなかったけど……
『そうね、それだったら、誰が良いの?』
町田百合子が殺してほしい人を催促した。
『うーん、そうだなー。磐城君以外なら誰でもいいわ』
『だったら、最初に戻そうか?』
(えっ、最初? 最初って何だ?)
『最初?』
千穂も私と同じ反応をだった。
私は何が何だか判らずに聞き耳を立てた。
『そうよ。始まりは有美の親父じやない? だから今度は松尾有美。後追い自殺なら誰も傷付かないから』
(えっ!? そんな……)
恐る恐る隣を見る。
磐城君も私を見ていた。
目が合いそうだったので、何が何だか判断が着かないような素振りをした。
(何故!? 何故最初が私なの? あっ、そうか……やっぱり私の父の死が発端だったんだ)
私は恐怖に震えた。
でも本当は……腰さえも抜けていたのだ。
『あっ、それがいい。物凄くいいアイデア』
暫く考えてから千穂が言った。
『そうよね。松尾有美だったらきっとみんな大喜びするはずよ。だってあの子サッカー部のエースの彼女じゃない?』
悪びれた様子もなく、千穂は平然と言い放った。
『そう。ライバル何て始末した方がいいのよ』
百合子が言う。
『みんな大喜びするものね』
千穂はご機嫌だった。
私は愕然とした。
千穂の発言は私の死だけではなく、みずほの死さえも喜んでいるようにしか聞こえなかったから……
(千穂、そんなにみずほの死が嬉しいの?)
私は恐ろしくなった。
そっとスマホカバーを開けて、メールを表示する。
――岩城みずほが学校の屋上から飛び降り自殺したらしいよ――
私の目に飛び込んできたその文字は、あの日のままだった。
(誰がこのメールを私に送信したの? 嘘つき……嘘ばっかり……みずほはこの二人に殺されたたんじゃない)
私は全身に鳥ハダに覆われながら其処にいるしかなかったのだった。


