自分にうそつき

問題は、どうしてコイツがいるかということ。
それは分からないけど、あの時の『またな』の意味は分かった。
生徒手帳の中身見られたんだ。
私は手帳を持つのも禁止。 理由は『全部生徒手帳に記せばいいから』。
だから、今日のことも書いていたんだ。
「なぁ、聞いてんのか?」
さっきから話しかけてくる。
そして、塾の内容の予習をしてる私。
私にとっては勉強第一。 それでいい。
「さっきからうるさいんだけど。 」
私の中で1番冷たい声で返す。 それでいい。
あの日の夜。 小学校低学年の時の感情が戻ってきそうで怖かった。
せっかく、『優秀な唯』ができていたのに。
コイツと話しただけでそれが壊れるのはゴメンだ。