愛が眠っている病室へ真っ先に向かった。 「愛……愛……」 今更何度君の名前を呼んでも君は目覚めない。 素直に言えば良かったのに。 素直になる勇気がなかった。 「愛…ごめん…」 夜空の病室でただゆっくりと息を吸う音と共に時間だけが過ぎ去って行く。 頭に包帯が巻かれ、腕には点滴、もう片方の腕にはギプスらしき物、そして酸素マスクをした哀れな姿になった彼女。