「そうだ、今日はとても暖かいから外に出てみない?」 「外?」 「うん。チューリップの花がとても綺麗なんだ」 「チューリップ?!行きたいわ!」 外出許可を得て、私は荻野さんに車椅子で引かれながらチューリップのある花壇へ向かった。 久々の外。深く息を吸った。