純子は精神的な病気持ちで飛翔は手に負えなくなったらしくてそれを相談しに何度も家に来くるように。 私はこの前、無言でいたことを謝ろうと話しかけてみた。 「……あの」 「ん?」 聞こえなかったらしくて首を傾げてこっちを向く飛翔。 「この前……ごめんね。私らいあっていうの。よ、よろしくね」 「あぁ、スーパーでのことか。そんなの気にしてないよ。俺は飛翔。飛翔って呼んでね」 そう言って微笑んでくれた。