いつからだっけな。
こんな日常が当たり前で、明日も続くと思って、ただただ惰性で生きていく
明日がある保証なんてないのにね。
だんだん有り難みが薄れていくのは感じれないのに、これが普通って思うのはなんとなく感じれる。
毎日学校に通って、いつもどうりに過ごして、家に帰る。
これが僕の日常、片桐 洸（カタギリ コウ）
の当たり前で有り難みがない普通の生活リズム。
今日も火継高校に通っていつもどうりに過ごす
心のなかで呟く。
???「おはよ～洸。」
後ろから声が掛かる。このノロノロと話す感じの声の主は
「何だ。やっぱり茜か....」
茜「ピンポ～ン！大正解だよ～」
彼女の名前は 紀伊 茜 （きい あかね）♀
幼なじみだ。一言で言うならノロマ。昔からすべてのことがゆっくりで口調などもゆったりしている。栗色の髪の毛でショートヘアが特徴の少女だ。根拠のない落ち着きがある
通称 オレンジ 、あかね、etc..
茜「わ～今日も目が死んでる～」
「あっそ。で 郁 は？」
茜「ん～なんか家に居なかったよ～」
「そうか珍しいな。あいつが居ないなんていつもは遅刻ギリギリぐらいまで寝てるのにな」
柊 郁（ひいらぎ かおる）♂
あかねに次ぐ幼なじみだ。一言でいうなら
うるさい。昔から異常に騒がしく静かにできない。金髪でよく不良と間違われるが生まれつき金髪らしい。なんでも母親がロシア人だとか。とても社交的で優しい。
通称 郁
茜「郁が居ないと静かだね～」
「そうだな。」
茜「珍しく二人だけで校門くぐるね～」
「そういやそうだな。いつぶりだ？」
茜「ん～二ヶ月位？」
「そっか二ヶ月か、あいつ二ヶ月間俺たちと校門で会ってたのか」
茜「いつもギリギリだったね～」
俺たち二人が校門をくぐりしばらくしてからチャイムが鳴る。
教室に入るといつもどうり五月蝿かった。
席について教科書やらを机にいれてると
ガラガラｯ
教師「おーいお前らチャイムなってんぞ静にしろ。」
と無気力な声で教室に入って来たのは担任の 樋川 新（ひかわ しん）だ。40代前半の初老の男。極度のめんどくさがり。
樋川「はーい、そいじゃ出席取るぞ。」
そう言って樋川は50音順に呼んでいった
樋川「柊～。あれ柊は？片桐なんか聞いてないか？」
「いや特には聞いてないけど」
樋川「そっか。紀伊は？」
茜「しらな～い」
樋川「そっか。じゃあ後で電話しとくか....ダルいな...」
教師にあるまじき発言が聞こえたがいつものことなのでスルーする。
樋川「そいじゃ今日も１日平和にしとけよーお前ら ガラスとか割るんじゃないぞー」
生徒A「わかってるって」
生徒B「いつも聞いてるよー」
樋川は毎日"平和にしとけ"と言うこの学校ではそんな事は滅多に起こらない。何故そんな毎日言い聞かせるのか謎だ。
樋川「それじゃHR終わりな。解散」
樋川はそういって教室から出ていった。出ていったと同時に教室が騒がしくなる
俺は一時限目の現国の準備をしていた。
ふと声をかけられた。
???「片桐君、今日暇？」
声がした方に振り向くとそこにいたのは
「なんだ八束？」
彼女は 八束 姫華 （やつか ひめか）♀
学校1の人気者。容姿端麗、才色兼備、お姫様のような存在。高校で初めて会ったがなんだかんだよく話すクラスメイトだ。生徒会で会計をしている。黒髪でロングの秀才少女だ。よく男子からお姫様扱いされるが本人曰くお姫様扱いはやめて欲しいそうだ。
通称 姫 姫様
姫華「暇ならちょっと生徒会の仕事を手伝ってくれないかな？」
「なんで毎度俺なんだよ！」
姫華「あなたしかまともに仕事をしてくれないからよ」
茜「どうしたの～」
姫華「片桐君が生徒会の仕事を手伝ってくれないの」
「今日は帰りたいからダメだ」
茜「私も一緒にかえるの～」
姫華「そう、なら明日お願いね」
「え？」
姫華「今日はダメだけど明日は大丈夫ってことよね。じゃあ明日生徒会室に来て」
そういって姫華は自分の席に戻っていった
同時に一時限目のチャイムがなった
相変わらず学校の授業はつまらない
公式を学んでもろくに使わないのに。過去の事を知ったってどうすることもできないのに。
人間と言う生き物の愚かさしか学べない
つまらない。
俺は教科書を見る振りをしてケータイをいじっていた。
席は前のやつがデカイおかげと窓際の一番後ろからと最高の場所である。ケータイをいじってもばれないとこだ。
ああ、つまらない。こんなつまらない世界に生まれたことを後悔しながら１日をただ無気力に過ごしていった。
こんな日常が当たり前で、明日も続くと思って、ただただ惰性で生きていく
明日がある保証なんてないのにね。
だんだん有り難みが薄れていくのは感じれないのに、これが普通って思うのはなんとなく感じれる。
毎日学校に通って、いつもどうりに過ごして、家に帰る。
これが僕の日常、片桐 洸（カタギリ コウ）
の当たり前で有り難みがない普通の生活リズム。
今日も火継高校に通っていつもどうりに過ごす
心のなかで呟く。
???「おはよ～洸。」
後ろから声が掛かる。このノロノロと話す感じの声の主は
「何だ。やっぱり茜か....」
茜「ピンポ～ン！大正解だよ～」
彼女の名前は 紀伊 茜 （きい あかね）♀
幼なじみだ。一言で言うならノロマ。昔からすべてのことがゆっくりで口調などもゆったりしている。栗色の髪の毛でショートヘアが特徴の少女だ。根拠のない落ち着きがある
通称 オレンジ 、あかね、etc..
茜「わ～今日も目が死んでる～」
「あっそ。で 郁 は？」
茜「ん～なんか家に居なかったよ～」
「そうか珍しいな。あいつが居ないなんていつもは遅刻ギリギリぐらいまで寝てるのにな」
柊 郁（ひいらぎ かおる）♂
あかねに次ぐ幼なじみだ。一言でいうなら
うるさい。昔から異常に騒がしく静かにできない。金髪でよく不良と間違われるが生まれつき金髪らしい。なんでも母親がロシア人だとか。とても社交的で優しい。
通称 郁
茜「郁が居ないと静かだね～」
「そうだな。」
茜「珍しく二人だけで校門くぐるね～」
「そういやそうだな。いつぶりだ？」
茜「ん～二ヶ月位？」
「そっか二ヶ月か、あいつ二ヶ月間俺たちと校門で会ってたのか」
茜「いつもギリギリだったね～」
俺たち二人が校門をくぐりしばらくしてからチャイムが鳴る。
教室に入るといつもどうり五月蝿かった。
席について教科書やらを机にいれてると
ガラガラｯ
教師「おーいお前らチャイムなってんぞ静にしろ。」
と無気力な声で教室に入って来たのは担任の 樋川 新（ひかわ しん）だ。40代前半の初老の男。極度のめんどくさがり。
樋川「はーい、そいじゃ出席取るぞ。」
そう言って樋川は50音順に呼んでいった
樋川「柊～。あれ柊は？片桐なんか聞いてないか？」
「いや特には聞いてないけど」
樋川「そっか。紀伊は？」
茜「しらな～い」
樋川「そっか。じゃあ後で電話しとくか....ダルいな...」
教師にあるまじき発言が聞こえたがいつものことなのでスルーする。
樋川「そいじゃ今日も１日平和にしとけよーお前ら ガラスとか割るんじゃないぞー」
生徒A「わかってるって」
生徒B「いつも聞いてるよー」
樋川は毎日"平和にしとけ"と言うこの学校ではそんな事は滅多に起こらない。何故そんな毎日言い聞かせるのか謎だ。
樋川「それじゃHR終わりな。解散」
樋川はそういって教室から出ていった。出ていったと同時に教室が騒がしくなる
俺は一時限目の現国の準備をしていた。
ふと声をかけられた。
???「片桐君、今日暇？」
声がした方に振り向くとそこにいたのは
「なんだ八束？」
彼女は 八束 姫華 （やつか ひめか）♀
学校1の人気者。容姿端麗、才色兼備、お姫様のような存在。高校で初めて会ったがなんだかんだよく話すクラスメイトだ。生徒会で会計をしている。黒髪でロングの秀才少女だ。よく男子からお姫様扱いされるが本人曰くお姫様扱いはやめて欲しいそうだ。
通称 姫 姫様
姫華「暇ならちょっと生徒会の仕事を手伝ってくれないかな？」
「なんで毎度俺なんだよ！」
姫華「あなたしかまともに仕事をしてくれないからよ」
茜「どうしたの～」
姫華「片桐君が生徒会の仕事を手伝ってくれないの」
「今日は帰りたいからダメだ」
茜「私も一緒にかえるの～」
姫華「そう、なら明日お願いね」
「え？」
姫華「今日はダメだけど明日は大丈夫ってことよね。じゃあ明日生徒会室に来て」
そういって姫華は自分の席に戻っていった
同時に一時限目のチャイムがなった
相変わらず学校の授業はつまらない
公式を学んでもろくに使わないのに。過去の事を知ったってどうすることもできないのに。
人間と言う生き物の愚かさしか学べない
つまらない。
俺は教科書を見る振りをしてケータイをいじっていた。
席は前のやつがデカイおかげと窓際の一番後ろからと最高の場所である。ケータイをいじってもばれないとこだ。
ああ、つまらない。こんなつまらない世界に生まれたことを後悔しながら１日をただ無気力に過ごしていった。
