「ねえ、写真を撮ってどうするの?」 
 井上ユミは当然の疑問を添えた。
「夢を解析するんだ」
 アオイはいった。
 それか、と井上ユミはぼそっと呟いた。
 アオイには何のことからわからなかった。「それか?」
 ううん、と井上ユミは首を振り、「新型のカメラだな、と思って。今はね手軽にカメラを一台持つ時代だよね。でもさ、夢を解析して何かとくするの?」といった。