「その作業は楽しくもあり苦痛でもある。その先に喜びが待っている」
「いいじゃない。なんだかインスピレーションが湧くわ」
「そう?」
「そうよ。で、どんな研究してるの?女性の構造じゃないでしょうね」
 井上ユミは目を細めた。
「近いね。でも、言えないんだ」
「ねえ。それってずるくない」
「ずるいかな?」