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「全員合格を祝して」
鞠奈がグラス(もちろん中身はジュース)を持って声を上げる。
「「「「「乾杯!!!!」」」」」
なんとか無事みんなが合格できた。
紫苑は余裕だったが、正直風羽は大丈夫か?って思ってた。
「よかったな、合格できて」
風羽にそう声をかけると、風羽は憤然と立ち上がった。
「あのね、僕だってさ合格圏内ばっちり入ってたんだよ?なんだってみんな僕をそんなにバカ扱いするの!!」
あー、地雷踏んじまったな。
「おーい、鞠奈」
こういうとき、なだめられるのは鞠奈しかいない……こいつが鞠奈になだめられるのは気に食わないが。
「はいはーい」
向こう側から鞠奈がやって来る。
「お願い」
小声で囁くと、鞠奈がにっこり微笑んで頷いた。
「ほーら、風羽。そんなに怒んないの…」
すこし、移動すると、鞠奈の声が小さくなってやがて蒼太らの騒ぎ声に混じって聞こえなくなった。
「全員合格を祝して」
鞠奈がグラス(もちろん中身はジュース)を持って声を上げる。
「「「「「乾杯!!!!」」」」」
なんとか無事みんなが合格できた。
紫苑は余裕だったが、正直風羽は大丈夫か?って思ってた。
「よかったな、合格できて」
風羽にそう声をかけると、風羽は憤然と立ち上がった。
「あのね、僕だってさ合格圏内ばっちり入ってたんだよ?なんだってみんな僕をそんなにバカ扱いするの!!」
あー、地雷踏んじまったな。
「おーい、鞠奈」
こういうとき、なだめられるのは鞠奈しかいない……こいつが鞠奈になだめられるのは気に食わないが。
「はいはーい」
向こう側から鞠奈がやって来る。
「お願い」
小声で囁くと、鞠奈がにっこり微笑んで頷いた。
「ほーら、風羽。そんなに怒んないの…」
すこし、移動すると、鞠奈の声が小さくなってやがて蒼太らの騒ぎ声に混じって聞こえなくなった。