愛し方~君が教えてくれたこと~

ぐぎゅるるるるるるるる


「…は?」


今のお腹の音だよね?

…仕方ない。


コンビニに戻っておにぎりを3つとお茶を買い、もう一度ベンチに行く。


「あの、これどーぞ。」


「…あ?」


金髪男が顔をこっちに向ける。


わ、イケメンだな~この人。

少し奥二重で切れ長の目に、高い鼻、少し薄めの唇と整った顔をしている。


「では、さよなら」