「こんにちは。」

うずくまる俺の目前に、花のような笑顔とともに現れたそいつ。


「…んだよ。」


「今日はイチゴの飴をプレゼント〜」


「…俺、イチゴ嫌い。」


「じゃ、ミカンにしてあげよう」