目の前にはあられもない姿を晒す愛しの人


暖かいお湯にあたり、体は火照っている


金の美しい髪が体に張り付いていてなんとも言えない色香を醸し出している


そんな可愛い僕のお姫様がそんな状態でジリジリと近づいてくる…


「ねぇ!これはどういうことなのっ」

「な、なにが?(鼻を抑える)」

「なにが?って!私の体!」

「ルナの体は僕好みだよ?(震え)」

「ちがうくて!なんで!体が!変わっちょるんかって聞いとるんよ!」

「怒ると方言が出るんだね、それもかわい…ブチッ(何かが切れた音)」

「?!」


我慢が、出来なかった。

でもそれは僕が悪いんじゃない。

ルナが悪いんだ。

ルナが可愛いことを自覚せずそんな格好で僕の前にいるから。


「悪いのはルナだからね。お仕置き。」


気づくと彼女をソファの上に押し倒し、その勢いでキスをしていた。