とある日、私は颯に恋をした。
高校2年生の5月からの片思い。
伝えきれないほどの感謝。
私の好む人のタイプやっと今日わかった。
「相談事を乗ってくれて優しい人」やっと。
考えてたこと、やっとわかった。知ることができた。颯のおかげで。
また感謝すること増えた。この想いを伝えるのが辛い。告白したら迷惑かける。
それだけはさけたい。高校の入学式前のクラス発表。
小学校からの親友と離れてしまった。
出席番号3番宇都宮麗衣。1年4組だ。
出席番号2番青本颯。同じクラスで出席番号が前だ。
この人がのちに、私の好きな人になる。中学校は違う。
高校に入って出会った。通称「はーちゃん」。今は喋れるぐらいの仲の友達です。
主人公の麗衣は周りから見たらクールな感じ。名前の通り、やんちゃな子。
友達は少ないほうだ。友達の悠真に雅斗に健人に雄斗。女子は、真優に侑良に和桜。
一緒にいるメンバーはこの7人。私を合わせて8人のグループ。
この8人は1年の時同じクラスだった。
高校を入学して初めて声を掛けてくれたのは侑良だった。
クラスになじめていないときだった。
「このまま1人で1年過ごすんかな?・・・・」って考えたら、胸が痛くなって。
でも侑良のおかげで乗り越えられた。
「ありがとう」。今ではわたしにとって一番大好きな人で心友です。
色々お世話になった色んな人。
これ以上迷惑をかけたくない。だから1人で迷ってた。
どうしたらこの想いを届けられるのか。
左右に揺れる恋の道。心が痛む日々。
悩んでること知らないと思う。
颯とは、学校の文化祭で初めて喋った。
最初は関わりたくなくて、顔すら覚えてなくて。
でも、だんだん喋っていくと、普通に喋れた。
文化祭終了後、めっちゃ色々なことで喋った。
最初は2人とも「だれやねん」みたいな感じやった。
でも、今は違う。2人とも普通の友達やと思てる。
1年生のとき、まだ好きじゃなかった。